【美しが丘】4年なつきちゃん、良くなりました
細い腕がやっと太くなりました。
人物の絵で細いことがいいことはまずありません。
細くておもしろいのは「目」くらいでしょう。
細いより太く、長いより短くです。
小さい子を抱っこするおじいちゃんでしょう、腕を太すぎるくらい太くすると絵が安定し力強くなりました。
【美しが丘】4年りょうくん、ぎこちない線がいい
りょうくん、最初の作品です。
入会したばかりですから、牛の大きさが足りませんが、このようなぎこちない線も絵では大変魅力です。
1年もしたらこのぎこちない線も「引きなさい」といつても引けなくなるでしょう。年齢と共に観察し写す能力が向上しますから。
【美しが丘】5年こうしろうくん、動きが見えてきた
「奥の人物は動きがあるけど、手前の人はつったいているだけ」と発表会での指摘(2年けいくんではなかったかな?)。
手前の人物に横顔を見せ、足も思いっきり開いたら、画面全体に何やら動きを感じるようになりました。
【春日】1年みすずちゃん、見事な色彩感覚
色の工夫が自然とできていてびっくりします。
最初の作品ですよ。
チョウチョの茶色の美しいこと。
背景と雲の青と緑の工夫。
下の方に並ぶ花、着色の細かいこと、1年生になったばかりですからですから驚きます。
【春日】3年ようきくん、細かく丁寧にすることでやっと見応えのある作品になった
前回までの着色は工夫がなくつまらないものでした。
オレンジ・黒・紺の服、緑の草・・・何の工夫もありません。
今回地面の茶色を緑の草を踏まないように丁寧に色も変えながら塗ることができたので、見応えのある作品になりました。
色の工夫や丁寧さがいかに重要かと示してくれています。
【美しが丘】1年しょうたくん、おもしろくなった
半分の時間を持てあまし気味のしょうたくん、1年生ですから甘めに見ましょう。「キリン」です。
たくさん描いてやっとおもしろくなりました。
前回はたくさん描いても余った空間が多すぎておもしろくありませんでした。しょうたくんは3枚できましたので、もう少し修正をして、3枚全部着色をします。
【美しが丘】5年ゆづきちゃん、迫力満点のザリガニ
画面いっぱいに描かれた「ザリガニ」。
手前のハサミを大きくしたから迫力がでた。
5年生ですから背景をどうするかが難しいところ。
【美しが丘】3年かほちゃん、人物に動きがあってとてもいい
主役の人物がわかり、しかものけぞっているから動きがでてとてもいい。
体がもっと曲がりのけぞったらさらに良くなる。
そうすると一番右の子ももう少しのけぞりが必要になる。
人物の腕も太くて表情も活き活きしている。
かほちゃんは2年生からの入会だが、観察し描写する力がついてきたように思う。
【南ヶ丘】4年あきひろくん、ユニークでおもしろい
やはりユーモラスでおもしろいです。
もっとペンギンを並べてほしいですね。
自分の世界があります。
【南ヶ丘】5年こうくん、これはおもしろい
「カニ」の作品。
カニやザリガニはグロテスクでユニークでもありとてもおもしろい作品になります。
このカニも上から描くと図鑑のカニになりがちですが、正面から描いている所に面白さがでています。
【南ヶ丘】5年ともひとくん、よくなりました
背景にカブトムシをたくさん描くことで、少し違った作品になりました。
【南ヶ丘】4年まおちゃん、大きくて堂々としている
4年まおちゃん
カマを持ち上げ振りかざす「カマキリ」を画面いっぱいに描いています。
大きく個性あふれる作品になっています。
この作品にも作者の主張が見えます。
【春日】5年そうめいくん、主張が見える
背景の杉板の木目を丁寧に描くことで、作者のこだわりが表現され主張し始めている。絵はこうならないといけない。
【春日】3年かおんちゃん、牧歌的な感じ
最初の作品だがほのぼのしていていい感じ。
かおんちゃんのいいところは腕が太くかけているところ。
左の女の子の腕が太く大きく曲がっている、ここがポイント。
【美しが丘】4年さえちゃん、みごとな構図
見事、いい構図の作品になっている。
画面いっぱいに描かれた「複数のネコ」。
複数で構成するところに構図の醍醐味がありセンスを問われる。
それを見事に1枚目も2枚目もやってのけている。
昔から「犬」は絵の題材になることは少ないが「ネコ」は日本画をはじめ多くの題材として扱われた。
寝ポーズが実にユニークで絵にうってつけである。
【南ヶ丘】4年あきひろくん、自分の世界がある
どちらも何やらユニークで微笑ましくて・・・自分の世界ができあがっていて大変面白い。
【南ヶ丘】4年まおちゃん、このカマキリのポーズがいい
いいポーズです。この様な画像があればいい下描きになりますね。
【南ヶ丘】2年ふうかちゃん、鉛筆の線に上達の跡が見える
ふうかちゃんは1年夏からの入会。
対象をバランス良く捕らえ、柔らかいタッチで描くことができるようになった。すごい進歩。また、「レッサーパンダ」の表現もなかなか可愛くていい。
【春日】4年はるかちゃん、物語が見え始め良くなった
前回まで噴水の前ではしゃぐ女の子を大きく描いていました。
ただ、それだけでちっても面白くありませんでした。
女の子を工夫しようと、噴水を工夫しようとただそれだけ、ただうまいだけ。
しかし、今回は背景に噴水で遊ぶ子どもたちをたくさん加えました。
そしたらどうでしょう、目が大きな主役から背景の子どもたちに行くのです。主役の大きな女の子をみるより、背景の子どもたちが何をしているのだろうと見てしまいます。
見る人それぞれに物語が生まれているのです。
構成・組み立てをしたから「構図」が生きてきたのです。
こうなると絵に「個性」ができどんどん良くなっていきます。
もっともっと背景の子ども達に目が行くようにすべきです。
異様な行動や異様な雰囲気の子どもたちが目につき始めると更に面白い絵になるでしょう。
【春日】5年そうめいくん、いい雰囲気
「田舎の古びた家の前に置かれた自転車」
そのような雰囲気の作品になりつつあります。
背景は家の壁面が杉板のため、木目を描いています。その木目と自転車がマッチしています。
【美しが丘】4年さえちゃん、圧倒的存在感
色の重ね塗りによる深みと迫力が大きな構図の下描きに加わり、圧倒的な存在感の作品になりました。
【南ヶ丘】4年くれはちゃん、「毛」が表現でき深みができた
5回目で上から無数の線を引き、お猿の「毛」の表現ができました。
線をたくさん重ねることで、深みも生まれています。
【南ヶ丘】4年あきひろくん、強烈な個性がいい
いつも色が薄かったり工夫が足りないなど、中途半端で終わることが多いあきひろくんですが、今回は色を濃くすることができました。
特に2枚目がいいです。
まず、黒い線の太さを工夫するように伝えると、太くて濃い黒線が増えいいアクセントになりました。
色も濃く鮮やかな色を上から重ねることができ、全体的に強い作品となりました。
この強烈な個性がいいです。
【南ヶ丘】2年ふうかちゃん、上から何度も何度も塗ったから、ずっしり重いそのような作品になりました
前回まで濁った色が多かったが、鮮やかな色が増えて重みのあるいい作品になりました。
【南ヶ丘】4年まおちゃん、ついに完成しました
着色で時間切れが多いまおちゃんの作品がついに完成しました。
いい作品です。まず、構図が面白いです。
そして色もくすんだ色と鮮やかな色が入り乱れて、鮮明に見えます。
「春日市弥生の里児童画大賞展」に似合う作品になりました。
【春日】4年いおりちゃん、構図の見本のよう
2匹の「カマキリ」を組み合わせた作品。「カマキリ」というグロテスクではあるが絵にすると面白い虫。カマを下ろしたカマキリと上げたカマキリ。
安定感があり動きのある構図になっています。
もっと重なりをつくったら益々面白いでしょうね。
もう1匹追加してもいいでしょう。
配置、構成するのが「構図」なのですから・・・
画用紙が縦位置になっただけで更に面白い要素が増える。
1枚目は横位置で左右にカマキリの構図で安定感があります。
2枚目は中央に大きなカマキリ、右端に小さめのカマキリ。
大きさが異なり頭の位置が違い、重なりもあるから「動き」が生まれています。右には空間がないが左にはある。ここにも空間の「動き」があります。
カマキリのうまい組み合わせになっています。
構図という「配置」の見本のような作品です。
さすがに2年生4月入会のいおりちゃん、構図の意味がわかり始めているのかも知れませんね。
【春日】5年そうめいくん、やはり「自転車」はおもしろい
どちらの自転車も面白い、完璧に製図みたいに描いたらつまらないがこのように円が歪んだり直線が曲がったりすると絵に個性が生まれ面白い。
【美しが丘】4年みづきちゃん、やっと目に痛くなくなった
鮮やかなピンクに覆われていて、目が痛かったです。
濁らない色がきれいなわけではありません。
「鮮やかな色と濁った色」両方があって、お互いが引き立つのです。
もっと濁しても良かったですね。
徹底的に汚したり壊したりしたところに出口が見えるものです。
【南ヶ丘】2年ふうかちゃん、大きな作品、色の微妙な変化が美しい
「シマウマ」白い部分が微妙に変化しています。
美しいです。背景の緑色も工夫がありいいです。
そして、大きい構図がいいです。
色も濃いから力強いです。
【南ヶ丘】4年まおちゃん、いい色が出ている
やはり面白いいろんな向きの「オウム」の絵。
今日は前回塗ったオウムの上にさらに色を加えていました。
その色が鮮やかで前回の濁った色が引き立ちました。
いつも言っているように濁った色と鮮やかな色は両方があって引き立ちます。
【南ヶ丘】5年ともひとくん、墨汁で描き込むとやはり面白い
少しやせ気味のゾウである。
ともひとくんはいつも4回目で筆が進まなくなる。
墨汁の線を鉛筆のように使って描き込ませたら、このようにたいへん迫力ある作品になった。
【春日】3年あきひろくん、独自の世界が面白い
いつも自分の世界を描き進めるあきひろくん、
この2枚もそんな作品ですが、今までとは少し違い色が濃くなり「強さ」が出てきたから面白く感じる。
ユニークな作品です。もっともっと強く(濃く)表現すれば、もっと面白くなる。
【南ヶ丘】3年まおちゃん、墨汁だけでも面白い
大きな鳥と小さな二羽の鳥、左向きと右向き、さらに上からぶら下がる鳥、
そして、背景の金網でしょうかフェンスでしょうか、その組み合わせも面白い。オウムの顔・くちばしが大きくて表情豊かに感じます。
墨汁だけでも大変魅力的な作品です。
まおちゃんはこのあとどのように着色するのでしょうか?
【南ヶ丘】4年こうくん、リアルです
トラの特徴をとらえて描いています。
着色も微妙に変化する色彩が美しいです。
【美しが丘】1年けいくん、深みのある「緑色」
けいくんの作品の背景の緑色の美しさは素晴らしいです。
たまたまできた緑色に少しずつ違う色を混ぜながら塗るように伝えると、このように深みのある美しい緑色になりました。見事です。
【美しが丘】3年さえちゃん、この大きさが大切
色の良さもありますが、3回目の最初の着色ですでに迫力十分。
どこに迫力を感じるのでしょうか。
構図の大きさです。
画面から下半分ははみ出していますが、大事な胴体の部分と頭は残っています。ここに大きさを感じ構図がいいから迫力を感じるのです。
【美しが丘】3年なつきちゃん、下地の色に注目
アライグマでしょうか。
何度も塗られた茶色に注目してください。
黄色い茶色・赤い茶色・濃い茶色・薄い茶色・黒い茶色・・・
このような色の工夫がとても大切です。
【美しが丘】5年みきちゃん、ぎこちない線と原色の組み合わせが妙に面白い
リアルさがないです。
しかし、単純化されたライオンの線が魅力的です。
背景に目をやると、草でしょうか木でしょうか、黄色や緑色に塗られたものがあり、これらも単純化されていて面白いです。これらの周りの強烈な原色の青、単純化されたこの絵を引き立てています。