実に堂々とした大きさを感じる作品である、墨汁の線がほとんど消えてしまったので最後に墨汁の細い線を引き直させた、その一本一本の線の美しいこと・・・「これが絵」といった線・・・
色彩も美しい、多くの色の変化をせず、白と赤・グレー・ブルーに絞った色彩になっている、色に少なさや寂しさを感じないのはバスの形や墨汁の線が活きているからであろう、タイヤがバカでかいのも作品を大きく見せている、    美術館9月

2年なつきちゃん