美しが丘教室 吉木小6年菜月ちゃんは1年生6月に入会。
これまでに「西鉄バス電車絵画コンクール『県知事賞』(1位)」「MOA福岡美術館児童絵画コンクール『MOA奨励賞』(1位)」「まどかぴあ読書感想画『最優秀賞』(1位)」「春日市弥生の里児童画大賞展『春日市長賞』(2位)」など華々しい受賞歴があります。

受賞作に共通することは「大胆な構図」と「独特の色づかい」です。
特に5年生より独特の色づかいに一作ごと磨きがかかっています。

途中までの作品ですで、赤・黄・青・緑の原色が見えるのが気がかりですが、仕上げの段階でもう少し落ち着かせてくれるのではないかと期待しています。
肌色・墨汁の線を活かした髪や眉・背景の色・リコーダーの褐色の美しさ・・・
菜月ちゃんが6年かかってたどり着いた色使いです。
途中、薄すぎたりゴシゴシ筆で画用紙をこするので同じような色ばかりで色の工夫を感じない時期もありました。

そんな菜月ちゃんの「色使いの秘密を見てみましょう」
画面を見ると参考にできることがたくさんあります。
気づく人は気づくでしょう。

見事な顔の表情。
顔の練習の時いつも「もっとも表情を付けられるのは『口』」と伝えています。
口をとがらせ、シワまで描いた口、こんな口なかなか見ませんよ。
細い目、「大きい目はダメだ、目は細長く」といつも言っています。
細く鋭い目、主張する目です。

画像には写っていませんが、塗った直後には画用紙の繊維がたくさん浮いています。

パレットは汚いです。
大部屋だけ絵具点検の時、きれいにしているのでしょう。

菜月ちゃんの色の秘密の一部がわかりましたか?