知る限りでは最優秀賞は大野城市、そのなかでとうとう筑紫野市から『最優秀賞』の作品がでました。いかに圧倒的な存在感の作品であったかの証明です。
私の本命候補もどうにか当たってほっとしました。
画面からはみ出すほどのダルマ、ただ大きく大きく、そして表情の豊かなことのびのびとしていること・・・肌色と赤・グレーの3色、しかしこの3色が微妙に変化しているからすばらしい。なつきちゃんは1年生4月から入会の生徒。1年生の時から最後まであきらめずに時間をもてあますことなく作業を続ける姿をいつも見てきました。あきらめずに作業を続ける中で微妙に変化する色彩を作り出しているのです。この作品では背景のグレーがそうです。「輝くグレー」でしょう。 

この本を選んだセンスも光ります。
描けそうで描けないのがこのような作品です。

まどかぴあ読書感想画コンクール

2019まどかぴあ読書感想画『最優秀賞』吉木小2年なつきちゃん