【美しが丘】4年なつきちゃん、やっと良くなった

4年なつきちゃん

濃く塗ることができたので、存在感のある作品になりました。
力強い作品です。
次の仕上げでは、上から薄い色をたくさん重ねてさらに深みをだし「美しい景観」にしてほしいですね。
空に白い鳥が飛んでいてもいいでしょうね。

【美しが丘】5年ゆづきちゃん、いい色ですが物語がなく殺風景

5年ゆづきちゃん

いい色が出ていますが、下描きがつまらないから物語がなく殺風景です。
通りを歩く人、上に大きく開いた空間、物語がありません。

【南ヶ丘】1年ゆかこちゃん、いい色です

1年ゆかこちゃん

よく混色ができています。
ていねいに塗ることができているので、色と色の境目がはっきりわかります。
ていねいだから、時間を感じることができます。
人力車の自分物の肌色と服の色もとてもいいです。

【南ヶ丘】4年あすみちゃん、それらしい雰囲気になりつつあります

4年あすみちゃん

色が薄いところはたくさんありますが、最初の下塗りができました。
次回の仕上げでは上から重ね塗りがたくさんできますので出来上がりが楽しみですね。

【春日】1年みすずちゃん、レトロな感じの色彩

1年みすずちゃん

おとぎの国のような建物の色彩です。
半分消えかかった噴水の黒線が美しいです。

【春日】 3年ようきくん、線路の色が美しい

3年ようきくん

石の色の変化、周りの茶色の濃淡、黒いレールと枕木のアクセント、いい色です。

【美しが丘】4年さえちゃん、この迫力は見事

4年さえちゃん

「かえる寺」の大きな置物のカエル、石の重さと大きさを表現するのは大変難しいです。
なかなうまくいきません。
「さえちゃん、難しいのを選びすぎだ」などと私は独り言をいっていましたが、時間が経過しても塗っては躊躇し戸惑うの連続でうまくいきません。
「壊しなさい」「ボロボロにする所に答えがあるかも知れない」「壊したらまた描くことができるのだから」などとアドバイスしました。
すると、見事この迫力です。色もいい。
目が光っているようでアクセントになっています。
絵はうまくやろうとすると意識するあまりなかなかうまくいきません。
そんなとき、ボロボロに壊したら、何か見えてくることがけっこうあります。

【美しが丘】4年みづきちゃん、ほんとの美しさが見えない

4年みづきちゃん

一番上の鉄の支え(はり)はさび色がよく表現できていて美しいです。
しかし、「門司港駅」の看板、緑・青・赤が見えます。
下の小さな看板は薄い黄色やピンク。
色がきれいすぎて美しさを感じません。
つまり軽い色なのです。
門司港駅はどれほど古いのか、その古さや歴史を表現してほしい。

【美しが丘】4年なつきちゃん、迫力がでつつある

4年なつきちゃん色が濃くなったから迫力がでつつある。
しかし、まだまだ足りない物が多くあります。
背景の工夫もほしい。

【南ヶ丘】6年おとちゃん、バス停をいれてずいぶん良くなった

6年おとちゃん

手前の大きな空間が無くなったのは残だけど、バス停を入れ古めかしい佇まいになり落ち着いた。
バス停が若干右に傾いています。
これをもう少し傾けると良かったのに・・・
バス停と木が重なってほしかった。
もしくは木と子どもが重なってほしかったですね。
しかし、ここまでまとめ上げたのです、良しとしましょう。

【春日】3年ゆなちゃん、色が美しい

3年ゆなちゃん

ブルーの中に白いブルーと濃いブルーが混ざり、大型船が行き来する関門海峡の荒波が表現されています。
また、背景の緑の山の美しいこと、見事な色彩感覚です。
ゆなちゃんは緑や黄緑に「黄土」を混ぜきっています。
普通は色が汚くなると思い「黄色」を混ぜます。
黄土を混ぜることで深みのある美しい緑になっています。

【春日】3年かおんちゃん、傾いた建物がいい、色もいい

3年かおんちゃん

微妙に左に傾いた建物がいいです。
これがきちんと垂直に立っていたら面白みのない作品になります。
色もレトロな感じ、古い洋館の感じがでていていいです。

【美しが丘】4年りょうくん、人物を活かして

(景観)4年りょうくん

発表会でみんなの評価が高かった作品です。
左にできた空間、たくさんの鳥居・形や奥行きなどいいです。
特に背景の雲がいいですね。
大きく画面いっぱいに広がり壮大さを感じさせます。

人物の意味が不明です。
何をしているのでしょう。
また、人物の後ろにあるのは何でしょう。

【美しが丘】5年こうしろうくん、下描きの方がよかった

5年こうしろうくん

背景の建物がつまらなくなった。
途中でなくなったり、木で終わったり・・・
建物が連続して画面から消えないと横の広がりがでません。
背景の細かさも無くなった。
船と波はいい。

【美しが丘】4年さえちゃん、こなれた線になりすぎて子どもらしさがない

(景観)4年さえちゃん

大人のタッチのようで子どもらしさがない。
贅沢ですが子どもらしさがないのが不満。
困ったね。
しかし、ピカソも10歳くらいで大人以上のタッチで絵を描いていました。
背景を強くすると窮屈になり、空間を感じなくなります。
前のカエルと背景の間の空気を意識して描いてください。

【美しが丘】2年けいくん、悪くはないが電車らしさが足りない

2年けいくん

門司港駅ですから、「電車」がはっきりしないと・・・
せっかくホームの人物がうまく描けたのだからもったいない。

【美しが丘】3年かほちゃん、4年みづきちゃん、人物はいるけど物語になっていない

人が語っていない、だからただの人物で物語になっていない。

かほちゃん、小さい人物ばかりで手前に大きな人物がほしい。
ただ細長いロボットみたいな人物が多い。
みづきちゃん、ただ手をつないでいるだけ、子どもはもっと楽しそうな仕草をしたりお母さんに話しかけたり、お母さんは子どもを見つめるでしょう。お父さんも参加させて。

【南ヶ丘】4年くれはちゃん、考えた線と人物の動きがすごい!

4年くれはちゃん

適度に傾いた(意図して引いています)垂直線や水平線が建物のレトロ風な感じを強調し、その建物の前をお母さんと子どもが犬の散歩をしています。
休日の秋、さわやかな朝の風景を連想し、この作品も物語ができています。
傾斜した2人、跳ね上げた足・伸びた手と引き紐・振り返った犬に、その場の動きを感じます。
構図や動きをよく考えた作品になっています。

【南ヶ丘】1年ゆかこちゃん、初めての作品

1年ゆかこちゃん

ゆかこちゃんは今月入会したばかりです。
建物の特徴を捕らえ(細かくならないのがいい)、全面に人力車と人を配置しています。
いい構図に仕上がっています。
春日教室の5年そうめいくんと偶然にもほぼ同じ構図になりました。

【南ヶ丘】1年あつひろくん、2年ふうかちゃん、どちらも面白い

どちらも奥行きが表現できています。
人物を観ると、ふうかちゃんがいろいろと観察できていますが、列車(潮風号)の特徴はあつひろくんがよく捕らえています。
また、線路がはっきり見えているのも列車らしくわかりやすいです。
どちらも奥行きを出すため、あつひろくんは背景に海と船(この船がいい表現)、ふうかちゃんは道路と車を描いています。

【南ヶ丘】6年おとちゃん、いいけど整いすぎで面白くない

(景観)6年おとちゃん

きちんと立つ柳の木、正確な建物、まっすぐ立つバス停や看板・・・
おとちゃんの正確なのでしょうね。
面白くありません。
一番手前に傾いたバス停が大きくあれば、どんなに絵が活き活きすることか・・・

【春日】5年そうめいくん、物語がある、意思が伝わる

5年そうめいくん

建物だけでは、奥行きがありません。
建物だけは多くの人が描きます。
しかし細かく横へ広がるだけで、個性的な作品になりません。

そうめいくんは「人力車」を手前に描き入れました。
これで手前の人力車と奥の建物、奥行きができました。
奥行きは大きな空間を意味します。
そうめいくんは「人力車」だけではなく、引く人と乗る人も描き入れています。
ここも大きなポイントです。

引く人は画面からはみ出すほど大きく、体が傾斜(動きが表現)しています。
乗っている小さな子はお母さんに建物を指さし、何か言っています。
物語ができていますね。

素晴らしい下描きです。

【春日】3年ゆなちゃん、奥行きがあっていい

3年ゆなちゃん

発表会でみんなの評価が高かった作品です。
手前の大きな柱、奥のちいさな建物、その中間の船、それらが見事に配置してあり奥行きのある作品になっています。

【春日】 3年ようきくん、画面を二等分するカーブ

3年ようきくん

ようきくんは「構図」の意味が少しずつわかり始めているような気がします。
この「構図とは」が大変難しいですが、理解できると大きな作品・力強い作品が描けるようになります。
手前から奥へ奥行きがあります。
そして最もこの作品を大きくしているのは画面の下から上へ伸びる線路と電車の大きなカーブです。
この画面を二等分する大きな曲線がこの作品の最大の魅力です。