【美しが丘】3年ももかちゃん・3年ゆうせいくん
自分の世界ができつつあるふたり。
とても個性的です。
【美しが丘】4年けいくん
けいくんはすでに自分の世界を作り上げています。
作り上げているから強いです。
この配色の見事さ、濃い絵具の強烈さ・・・
墨汁の線をうまく活かしきっています。
【美しが丘】5年かほちゃん
今週、なぜ顔の肌色をさらに付け加えたのか。
もっともっと描き込もうとしてのことですが、この失敗が果歩ちゃんには多くあります。
「いい感じ、ここで止めておこう」ができない。
絵具をさらに重ねていくから鮮やかさが無くなり重苦しい色彩になります。
この2枚を見比べても、先週の方が色鮮やかで美しいです。
顔の立体感も今回は消えています。
今回、手が黒くなりどうしようもなかったのではぎ取らせました。
色は+だけではありません-も必要です。
色をはぎ取った-の手、おかしくありません。
【美しが丘】5年えいじくん
えいじくんも自分の世界ができています。
顔の肌色、服のグレーは完成しています。
あえてつけ加えるなら、「おつゆ(水のように薄い色)」をたしたら深みがでますね。
仕上げの時、覚えていたら教えましょう。
【春日】2年めいちゃん
とてもていねい。
イラストかポスターのような感じでこれはこれで面白い。
【春日】 3年はるかちゃん
とてもていねいで安定した着色。
はるかちゃんはたぶん「大きな顔の4つの肌色」を欠席しているはず、4つの肌色の工夫が加わればさらに良くなるでしょう。
【春日】3年かよちゃん
いい色がでているのに物足りないのは、強い色がないからか?
特に肌色にそう感じます。
肌色「4つの肌色」の練習もしました。
もっともっと強く。
【春日】3年みすずちゃん・4年ももかちゃん・5年あかねちゃん
3人に共通なのは「人物が小さい」ということ。
小さいから周りの空間がとても大きい。
下描きの最初に描く「ながまる」が小さすぎるからです。
「手のある自画像Ⅱ」では同じミスをしないよう注意しましょう。
【春日】3年みよちゃん・5年ゆなちゃん
まだまだ落ち着いていませんが、何か挑戦している絵具使いはよくわかります。
この調子で続けてください。
基礎基本の練習ですから、むちゃくちゃになってもかまいません。
どんどん色を重ね、良くないところははぎ取るのです、はぎ取ったところにけっこう答えが見えることもあります。
つまり、着色は絵具を筆で重ねるだけではないということ。
削ることも1つの表現なのです。
【春日】4年きよちゃん
個性的でいいと思います。
鳥と枝・花は一番手前ですからもっと強く表現してください。
色には強弱が必要です。
手前のものほど強く、遠くのものは弱くが基本。
【春日】5年かいちゃん
ずいぶん良くなりました。
しかし、まだまだ描き込みが必要です。
さらっと1回塗ったとしか見えません。
上から何度も描き込んだ作品に見えるようにすると、深みと重みが加わります。
【美しが丘】5年かほちゃん
最近のかほちゃんはデッサン力が伸びています。
一本線ではなく無数に引かれた鉛筆の線、どこで覚えたのか顔の傾きを的確に示す中央の縦横の曲線。これらにより正確な描写ができています。
デッサン力が伸びていると思っていましたが、着色においても目を見張るものがあります。
顔の中に明暗をつくり立体感を表現できています。
手とあごの境目の明暗、ほおの右と左の明暗、鼻と唇の見事な色使い・・・
4つの肌色も若干暗い感じがしますがいい色です、修正しない方が良さそうです。
背景の人物を明るめにして差をつければいいです。
【美しが丘】5年えいじくん
いい雰囲気、いい表情の自画像です。
肌色も申し分ありません。
【美しが丘】5年てれさちゃん
人物が小さすぎるようです。
左側の空間が大きすぎてもてあまし気味、右の自画像がよほど主張しないとバランスがとれないでしょう。
最初が間違っています。
画用紙を縦位置にすべきでした。
【春日】2年めいちゃん
どちらもとてもいい。
「4つの肌色」練習のようにもう少し小さな面積の肌色をくわえてもいいかもしれない。
【春日】2年さえちゃん
こうして3つの肌色を比較すると上2枚の練習はとても魅力的。
合格の肌色は少しやり過ぎで、途中と合格の間くらいが一番いいでしょう。
手のある自画像のの肌色は「点点」ばかりが目立ちよくありません。
【春日】2年もちかちゃん
基礎基本「4つの肌色」の練習は何だったのか?
まったく4つの肌色を感じ取ることはできません。
2色のつまらない色で終わっています。
左の練習を思い出し真似してください。
【春日】3年かよちゃん
いい色になりつつありますが、「4つの肌色」練習を思い出してください。
4つの肌色がもっとはっきりしています。
また、顔と手の肌色がほとんど同じです。違いをつけましょう。
【春日】4年みすずちゃん
全体的に小さいのが残念です。
左右に余った空間が多すぎます。
「4つの肌色」の基礎基本が活かされ、明暗が立体感を感じさせようとしています。
顔が小さい分、肌色も少なく感じます。
【春日】5年かいちゃん
5年かいちゃん
「4つの肌色」の基礎基本が活かされています。
色もずいぶん濃くなり、絵が主張を始めようとしています。
しかし、「4つの肌色」と比較するとずいぶんあっさりしていて、肌色の魅力に欠けます。
左の練習をもう一度思い出して、真似して。
【美しが丘】3年ももかちゃん
腕が極端に大きくて面白いです。
【美しが丘】4年けいくん
顔と目に傾きがあっていいです。
手がまだ小さいが小学生ですからいいでしょう。
【美しが丘】3年あつひろくん
あつひろくんらしい優しい感じの自画像で、いいと思います。
【美しが丘】4年みはるちゅん
動きがある構図だが、不自然さが強く見ていてキツく感じる。
左右の手が極端すぎるからそう感じる。
自然な感じがもっとほしい。
【美しが丘】5年えいじくん
斜めの顔の表現と目・鼻・口・眉など左右で異なる表現が素晴らしい。
肩に傾きも有り動きも感じ取れます。
背景の人物は逆の右側に描いた方が良かった。
【美しが丘】5年かほちゃん
少し首が痛くなりそうなくらい上を見つめていますが、動きと迫力があります。
鉛筆の線が活き活きしています。
表現力が付いた証拠。
背景に少し息苦しさも感じます、左の2人の人物、ここは空間にして、右側に描いた方がいい。
顔が向いている方向は「空間」をつくることと、何度か教えているはず。
【春日】2年めいちゃん
観察と描写力がよくできている。
「鼻・目・指のシワ・眉・髪の毛のヘアピン」など細かい所に目が届き、それを表現できている。
【春日】3年はるかちゃん
鉛筆の線にとても安定感を感じる。
観察と表現がよくできてる証拠です。
傾きのある肩、肘にかけて大きく表現できている腕(この腕が小学生には難しい)、大きな鼻、背景の細かい花、など見るべきものが多い。
【春日】3年かよちゃん
3年生には難しい斜めの顔が表現できている。
顔に傾きがあり、とてもいい。
【春日】4年きよちゃん
きよちゃんも腕の表現がとてもよくできている。
斜めの顔の構図もとてもいい。
前に描いた枝にとまる鳥もおもしろい。
【春日】5年かいちゃん
かいちゃんがやっと「マンガ」から脱した。
目・口がマンガでなくなり、「顔のパーツ練習」が活かされた。
このために毎年基礎基本で顔のパーツ練習をするのです。
斜めの顔、大きな口、口と目を覆う両手など複雑であるが確実な描写ができている。
可能であるなら、肩をもっと傾けてほしかった。