

「弥生の里児童画大賞展」、密かに期待する2枚の作品
10月20日頃春日市弥生の里児童画大賞展の発表があるのですが、僕の頭にはずっと気になる2枚の作品があります。
1枚目はこの作品

春日東小5年の優里ちゃんの作品
タイトルはわかりませんが「長ーいラーメン」
腕・箸・白いラーメンの3つの辺が顔を囲んでいます。
面白すぎる構図。
こんな構図見たことありません。
箸が遠近法で大きくなりその先から長ーいラーメン・・・
ラーメンがカーブしているのもいい。
色もいいですね。
しっかり描き込み時間をかけていることがわかります。
僕が弥生の里の審査員ならきっと上位の賞をやりますね。
大賞でもいい。
それほどインパクトの強い見事な作品。
このような作品(デッサン力はまだまだだが個性はすごい)こそ、評価されて欲しい。
上位の賞を取ったらこんな愉快なことはありませんね。
2枚目はこの作品

筑紫東小5年功丞くん
タイトルは「あつい夏!」だったかな?
僕が審査員なら文句なしの『大賞』だね。
この夏の暑さが肌の色・表情、さらに追い打ちをかけるような扇風機の熱風・・・で嫌というほど伝わります。
目をつぶった表情、暑さに耐えている赤い肌・・・見事すぎます。
功丞君は筆のおしりや指を使った着色が特徴。
夏の特別講座「提出前の作品最終仕上げ」8/23(土)パープルプラザ
久留米鳥類センター「動物画」9名受賞 2025-9-30
福岡市動物園の「動物画コンクール」がコンクールでなくなり、代表作品展示会になり4年目です。
昨年はわずかの期待にマリンワールド水族館に提出しましたが、1位(全国動物園水族館協会長賞)を美しが丘教室6年の果歩ちゃんが受賞したもののやはり1名でした。
作品が返却されるが団体1名の「福岡市動物園とマリンワールド水族館」。
作品が返却されないがいい作品は評価される「久留米鳥類センター」。
悩ましい所ですが、子どもが頑張った作品はやはり評価されるべきと考え、今年は春日教室の作品を出品しました。
結果は1位・2位・3位の個人賞を独占し金賞4名、銀・銅各1名 計9名の受賞でした。
作品は戻りませんが、評価されるべき作品が評価されてほっとしています。
受賞が次々、嬉しい限り、その要因は? 2025-9-30
「MOA春日、大野城、福岡」「久留米鳥類センターの動物画」上位入賞が次々報告されています。
例年の倍でしょう!
どうしてでしょう?
冬の基礎基本の充実。
例年より時間をとり約2ヶ月、顔のパーツから始まり、大きな顔、手のある自画像まで2025年の土台をつくりました。
その土台に少しずつ個性が加味され大きく開花しつつあるのだと思います。
やはり、最も大事なのが画塾の基礎基本であること、再認識しています!